血族

いとこのHちゃんの海岸の家におじゃましました。
海岸っても某脇本なのだけど。

素敵なHちゃん邸で、H母となまはげ母と4人でお茶しながら、心霊写真とか怖い体験のテレビ番組を見てあーだこーだ言ってました。で、話がいろいろ飛んで「夢」っていう映画に出てくるキツネの嫁入りのシーンが怖いの話になりました。

H「でもさー、うちのおかあさんってば『そういえば昔たんぼのとこできつねの嫁入り見たことあるなー』とか普通で言うんだよー。」

な「えー。まじで？うそでしょ、それ。」

H母「うそでねって。見たよ、こう、ポワーっていう光の行列が歩くんだもの。顔は見でねけど。な、見たよな。」

な母「んだやなー。見たよな。」

な「！！！」（自分の母親まで！）

そのあとも、まるであたりまえのように火の玉を見た話とかしてました。「いやー、おっかねがったな。下駄もぬがねーで家さ逃げだやな。」とか言いつつ（秋田弁でごめんなさい）。

でもそのあとに、私の友達が河童の死骸を見たことがあるって話になったら、「うそー！！！」とか普通にビックリしてました。

…きつねの嫁入り普通に語るくせに、河童にびっくりすんなよ。

というか、こういう会話が普通に出るあたり、田舎ってすばらしい。