観察日記

2003年12月20日
オフィスのトイレは、2〜3日に1回なぞのウンコ放置犯によって夕方の5時ころからほぼ使えない状況になります。今朝は、トランスジェンダーの女の人(男性)が女性用のトイレで身支度してました。ここは公衆トイレか?

ともあれ。

最近、連れは去年妹にクリスマスプレゼントとしてもらった「スプリンターセル」をXBOXでやってます。

「スプリンターセル」は、スパイのキャラクターをあやつり、暗闇のなかをそろーりそろーりと歩いて見張りをノックアウトしながらミッションを果たすというゲームです。

なにが面白いって、君がおもしろいよ。連れ。

ドアをこっそりあけて、廊下を覗き見するときなど、連れはコントローラーを動かす前に自分が画面上のドアの陰をのぞこうと身を乗り出します。

敵に見つかりそうになると、若干身をひきます。自分の。コントローラーは動かしてないので、画面上のキャラクターは丸見え状態です。

「ぜんぜん丸見えじゃん。」

というと、「シー。静かに。」とささやかれました。ロール・プレイング・ゲームを自分の体でも実行する男、連れ。

ゲームとは関係ありませんが、私はいつも会社の行きかえりは最寄の駅まで15分ほど歩くのですが、夜なんかは真っ暗闇を歩くわけです。で、ふと思いつきでオフィスから連れに電話をして「今日、駅まで迎えにきてくれる?」と聞いたところ、「雨降ってたりしたら考えてもいい。」と却下されました。

ちなみに私のゲイ友(男)で、学校の行き帰りにかならず「一人であるくのは危ないからね」とパートナーが車で送迎してくれる人がいました。

そんなことを思い出しつつ、その日も家までテクテク歩いてかえり、家のドアの前に来てから連れに携帯で電話をしました。

な:「雨降ってるんですけど、迎えに来て」
連れ:「うそ。降ってないよ。」
な:「駅周辺は降ってるんだよ。迎えに来て。今すぐ。今すぐに家を出るんだよ。見てるんだからね。」
連れ;「絶対嘘だと思うけど、いいよ。今行く。」

で、ドアの前で耳をそばだて、本当にすぐ出てくるか笑いをこらえつつ待ってました。

ガサガサと靴を履く音なんかがドア越しに聞こえました。本当に速攻で家を出る模様。えらい。

と、ガチャガチャとドアノブが動き、連れがドアを開けました。もちろんドアの向こうに私がいるのは知らない連れ。

「ぅわおぅ!」

飛び上がったよ、この人。相変わらず期待を裏切らないこのリアクション。

でも、一通りびっくりした後、怒らずに自分自身に受けてるあたり、いい旦那を持ったなぁとしみじみしました。

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