お葬式

2003年1月7日
じつは連れのおばあちゃんのおばさん(ひいばあちゃんのお姉さん?)が100歳で亡くなり、そのお葬式に行ってきました。

「おばさん」という意味の、ティアと呼ばれるそのおばあちゃんは、連れが小さいとき、お母さんが働いてる間子守りをしてくれた人です。よく連れからティアの話を聞かされてました。

料理がとても上手だったティア。朝から晩までかけてじっくり仕込んだ料理は、誰もかなわないくらい美味しかったそうです。でも他人に指図されるのが嫌いで、だからレストランでは長続きせず、結婚もせず、甥姪や子守りをしてた子供たちのために、自分のために好きなだけ好きなように料理をしてたティア。ティアの話をする時は、みんな優しい顔になります。

そんなティアのお葬式に出ることができたのは、とても光栄なことだと思うのです。

ティアのお葬式はメキシコ風に、牧師さんも全てスペイン語で、マリアッチ達の演奏と歌声に見送られたとてもきれいで切ないお葬式でした。いつも軽快な音楽を奏でるマリアッチの歌声がこんなに切ないものだとは知りませんでした。

とても青い空と、墓地の芝生の緑と、みんなの思い出に見送られたティアが安らかに眠れますように。


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