弘前城にいったぞ

結婚式の日は家族＆友人という大人数、しかも神社がバスも通らない山奥だったので結局父がマイクロバスをレンタルしました。

で、結婚式の次の日はゆっくり家族との時間を持とうということで、みんなでバスで弘前城へ花見に行きました。

兄弟が全部で5人。それぞれ旦那や奥さんと、子供を連れて…プラス2-3日滞在することになったSとJもいれるとなると30人のりのバスがぎゅうぎゅう。私はわりと前方の、一番近い兄夫婦＆長女の真後ろに座りました。

兄夫婦の長女はもうすぐ1歳半で、ごつくて毛むくじゃらな兄に似てるくせにとっても可愛い。兄も目に入れても痛くないって感じの可愛がりよう。

前にあったときはまだ赤ちゃんだったので、今回は思いっきり人見知りされてしまいました。が、バスの座席の隙間あるいは上からずううううっとかぶりつきで寝顔を見る私。そして兄の前の席にもかぶりつきがもう一人。4歳になる姉の長女。座席に立つ形でずうっと後ろ向きで兄娘に話しかけつづける。四面楚歌である。

普通に話しかけても眉間に皺を寄せられて終わってしまうので、「いないいないば〜あ。」攻撃。少しにんまりしている。ハートをキャッチか？と思うも10回くらい続けるとさすがに私も28歳なのでちょっぴり恥ずかしいのと飽きてきたのとであきらめる。子供は同じネタで100万回はいけるということを忘れていた。

が、4歳の姉娘は違う。100万回同じネタを求める兄娘に100万回同じネタで勝負する。終わることのない「いないいないば〜あ。」攻撃が炸裂。すこしマンネリになると今度は「ば〜あ」で飛び出る位置を変えて兄娘の歓喜をさそう。

そうこうしているうちに弘前城に着くも、想像以上の混みようで、あまりの人ごみに砂煙が立ち、私の可愛い甥や姪達は砂煙にすっかり埋まっている。

でも人が来るだけのことはあって、周囲に張り巡らされたお堀は散った桜の花びらでピンクの絨毯を敷いたようになってて、風が吹く度に嘘のような桜吹雪が更にその上に舞い散る様は圧巻だった。

本丸の近くにはソメイヨシノより一足遅れて満開になった枝垂桜が見渡す限り続いて、皆老若男女を問わずこぼれ咲く桜にまみれて乙女チックな写真を撮っていた。

桜にまみれ、出店で食いまくったなまはげ一家大勢はまたバスにのりこみ、岩木山神社を経て日本海へ出、夕日とモヤイ像の見えるレストランで夕食を取った。夕日とモヤイとイクラ丼。至福である。

ここで終わればいうことなしだったのですが…。

家に着く30分くらい前からなにやら怪しげな脂汗が…。美味い美味いと貪り食ったイクラ丼に大当たりし、家に着くなりトイレにかけこみ涙目で全て吐き出してしまったのでした…おしまい。